「今年って発表会できるの?」子ども達の素朴な疑問から、学年での話し合いがスタートしました。「ここ2年、6年生は戦争の劇をやってたね。」「6年生になったらやってみたいと思っていたんだよね。」「発表は学んだことを発表する場だから、6年生は戦争についてたくさん調べた結果があの劇だったのかな。」「自分達はどうするの?」「今年はコロナウイルスで、色々な事ができない…たくさんの命がウイルスのせいで奪われたよ。」「戦争は武器でたくさんの命が奪われた。これって共通するところがある気がする。」「思いやりとか…協力で防げるとか?」「ぼくにはその共通が見えてこない。」このような話し合いが展開されました。子ども達が出した答えは、「どちらも命が奪われる」こと。そして、今、コロナウイルスに感染するしないは他人事ではないこと。「過去に戻り、戦争についても詳しく調べてみたい。そうしたら、何か新しく思う事や感じることがあるかもしれない。自分達の未来はどうなるのか。命にかかわること、学んでみたい。」すずかけ学習の学びの方向性が見えた1時間でした。